今回は、StudYingに関する記事となります!
StudYinというオンライン講座で、中小企業診断士の講座を受講中の筆者ですが、企業経営理論と財務・会計の受講が一通り完了しまして、次の項である生産管理の項に進んでおります!今回は、財務・会計の項にある、「ポートフォリオ」について、より深くみてみようと思います!筆者の投資レポートも踏まえて、ポートフォリオををみてみますので、投資に関して興味のある方や、オンライン講座に興味のある方は、ぜひご一読していただければと思います!
ポートフォリオとは?
ポートフォリオという用語をよく使いますが、実際のこの言葉の意味について、まずみてみましょう!
ポートフォリオとは、様々な投資を組み合わせたものとしており、目的は、複数の株式や債権などに分散投資することで、リスクを回避すること、もしくは低減させることとしています。
そのため、何らかの投資対象物に投資する際は、このポートフォリオを組むことで、リスクを低減させ、安定してリターンを得ることが出来るようになると言えますね。
つまり、直感的に1つの株式に投資するよりも、複数の株式に分散して投資した方が、リスクが低下すると言えますね。
次に、ポートフォリオで本来活用される数式などについて、みてみましょう。
リターンとリスクについて
ポートフォリオには、本来、リターンとリスクを数値である程度把握した上で、分散投資をしていくと効果的になるとしています。
そのため、リターンを意味する期待収益率と、リスクを意味する標準偏差を理解しておくと、ポートフォリオを組みやすくなると言えます。
株式XとYに投資することを想定してみると、以下のようになります。
X社の事業は、好景気の時は、大きなリターンを得られますが、不景気の時は、リターンが小さくなります。
景気が好景気の時の株式Xの収益率は、22%、不景気の時の収益率は、2%、普通の時の収益率は、7%として、不景気と好景気の発生する確率は、ともに30%、景気が普通の時の確率は、40%と想定します。
この場合のリターンとリスクを求めますと、以下のようになります。
リターンである収益率の期待値は、それぞれの景気の時の収益率の確率を掛けて、合計したものになります。つまり、計算すると期待値は10%となり、平均して10%のリターンが期待できます。
一方で、リスクである分散と標準偏差について、みてみましょう。
分散を求めるには、まず期待値とそれぞれの景気の時の収益率の差、即ち偏差を求めることで把握できます。
さらに、その偏差を二乗し、それぞれの確率を掛けたものを合計します。
これを計算すると、リスクである分散は、”66”となります。
さらに、標準偏差を求めるには、この分散の平方根を計算します。
66の平方根は約、8.12となりますので、標準偏差は、8.12となります。
この標準偏差の大きさは、ばらつきの大きさを表しており、この値が大きい程、リスクが大きいことを示しています。
投資をする際は、なるべく小さいリスクで、大きなリターンを得ようとするので、ここでリスクを下げるには、複数の株式を組み合わせて、期待収益率を維持しつつ、リスクである標準偏差の値を小さくすることが、良いポートフォリオに繋がります。
また、Y社の事例をみてみましょう。
Y社は、不況に強いビジネスで、景気が不景気の時は、収益率が14%、好景気の時は、収益率が2%、普通の時は、収益率が8%と予測されています。また、株式Yの収益率の期待値は8%、さらに分散は21.6%、標準偏差は約4.65となると想定します。
この不況に強いY社とX社を組み合わせれば、よりリスクが少なくなると言えますね。
ここで、それぞれの保有率をX社で60%、Y社で40%とした時のポートフォリオをみてみると、好景気の時の収益率は14%、普通の時は7.4%、不景気の時は6.8%となります。
これより、ポートフォリオの期待収益率は、9.2%となり、株式Xの収益率10%と株式Yの収益率8%の間になっていることが分かります。
次に、ポートフォリオを組んだ際のリスクである分散と、標準偏差を求めてみましょう。
結果は、ポートフォリオの分散が約9.9、標準偏差は約3.15となり、先ほどのX社の標準偏差は約8.12、Y社の標準偏差は4.65と比べてみると、ポートフォリオを組んだほうが、リスクを表す標準偏差の値は小さくなっており、単独で投資するよりも、株式を組み合わせたほうが、リスクは小さくなっていくことが分かります。
さらに、X社とY社の保有比率を変えることで、ポートフォリオのリターンとリスクは変わっていき、これを説明するためには、共分散と相関係数の理解が必要となります。
以上が、机上の空論の場合のポートフォリオとなっています!
かなり分かりづらく、計算しようと思ってもまず難しいと言えますね!
筆者自身も投稿していて、実際にここまで計算してポートフォリオを組む手間暇を考えると、
インデックスファンドにほったらかし投資した方が、はるかに手軽と言えそうです汗
これを実際の投資に適用させるには、ハードルが高すぎる。
これを踏まえて考えると、インデックスファンドへの投資による分散投資で完結できるね。
あくまで、個別銘柄を複数保有しようと思っている人が、これらの数式を用いて、
ある程度正確な期待収益率と標準偏差を求めて、投資する際には活用できるものと言えそうだね。
現実的には、机上の空論を踏まえた上で対応!
ということで、オンライン講座では、ポートフォリオを組むことにより、リスクを低減させ、リターンを増やすことに繋がるとしています。しかし、以前にも投稿したように、国内個別銘柄は、少ない資金で投資する場合は、個別銘柄一極集中の方が、リスクは高まりますが、効果的と言えるでしょう。では、筆者の個別銘柄の投資結果は、今のところ、以下のようになっております!
となっており、少ない資金でも評価損益は+109.26%となっているので、効果的と言えるでしょう。また投資信託の状況は、以下のようになっています。
投資信託(金額/特定預り) | |||
保有口数 | 取得単価 | 基準価額 | 評価損益 |
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 買付 売却 | ||
109,857 | 10,924 | 12,189 | +13,896 |
楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 買付 売却 | ||
17,416 | 11,484 | 12,528 | +1,818 |
投資信託(金額/つみたてNISA預り) | |||
保有口数 | 取得単価 | 基準価額 | 評価損益 |
楽天-楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 積立 売却 | ||
179,167 | 11,163 | 12,528 | +24,456 |
投資信託の結果は、以下のようになっており、全面的な金融緩和の影響もあると言え、プラス値となっています。
このため、初期の投資に関しては、筆者としては、個別銘柄一極集中での投資と投資信託を組み合わせたポートフォリオを組んでいる状態となっており、これベストかなと思っています。
現在の保有率でみると、約8割が個別銘柄で、約2割が投資信託となっており、今後は収益状況を見て、この組み入れ比率を逆転させていく方向でいくべきかなと思っています。
目安は、この状態で、レノバの事業を応援しつつ、1,000万円までを目指し、1,000万円を超えた段階で、次のポートフォリオを考察していきたいと思います!
*机上の空論と言いましたが、座学での知識も大切な時代となっています!この機会に、StudYingを始めてみても良いかもしれません。!興味のある方はこちらから、どうぞ!

あくまで目標なので、目標数値に到達しない場合は、すぐに方針転換をする心つもりではあります!
いつ何が起こってもおかしくないからね。
まとめ
ということで、投資に関しては、バブルの状況は、金融緩和政策が継続する限り、保っていく可能性が高いと推測しており、あと数年は株式市場はもつと思っています。しかし、金融緩和政策は、いずれというか既に限界を迎えているものと思っているので、このバブルが弾ける前にすぐに投資を方針転換する必要があると思っています。目下、インフレ対策としては、デジタルゴールドと言われるビットコインなどの仮想通貨や、不動産、金貨などがありますが、この内のどれかは保有しておく方が良いと思っています!ポートフォリオを組んで、より良い投資をしていきたいものですね!では、今回は以上となります!最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます!では、また~。
次回予告!
明日は、未定となります!その日のトピックで興味のある事象について、投稿しようと思います!それでは、年末を迎えますが、健康に気を付けましょう!では、お楽しみ、どうぞ!
わたくし(ベイファン)
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