今回は、StudYingに関する記事となります!
現在、オンライン講座で中小企業診断士試験の資格講座を受講中の筆者ですが、今回は「投資評価」について、現在価値まとめてみました!オンライン講座や、中小企業診断士試験に興味のある方などご一読していただければと思います!では、内容となります!
投資評価とは?
投資評価とは、適切に投資をして、資金を回収することを意味しています。この投資評価の方法としては、以下の4つが挙げられます。
➀正味現在価値法
➁内部収益率法 ➂回収期間法 ➃投資利益率法今回は、この中でも➀の正味現在価値法について、みてみましょう!
投資とは?
そもそも投資とは、企業活動の中で資金を投入することを意味しています。様々な投資案件から、何らかの基準で評価を行い、限られた経営資源をどの基準に沿って投資するかが重要となっています。主に3つの基準があり、以下のようになっています。
➀投資を現在価値で評価する方法
➁回収期間で評価する方法 ➂会計上の利益で評価する方法➀については、以下の式で表せます。
現在価値=将来の資金×(1÷1+割引率)n
*nは、n年後を意味しています。
この式で、現在価値を求めた後、投資によって生み出される将来の資金を求める必要があります。ここで、投資によって生み出される資金を、フリーキャッシュフロー(FCF)で表します。つまり、投資分を除いた純粋な収入を表します。
主にこのFCFの具体的な計算方法は2つあり、1つは、
FCF=営業利益×(1-実効税率)+減価償却費-運転資本-投資額
ここで経常利益ではなく、営業利益を使用するのは、金利費用の支払いなどの財務活動が含まれてしまうからとしています。
また、もう1つの計算方法は、キャッシュフロー計算書を基にする方法となります。式としましては、
フリーキャッシュフロー=営業活動によるキャッシュフロー+投資活動によるキャッシュフロー
これらの式から、現在価値を計算し、その値がプラスであれば、投資を実行すべきという判断となります。複数の投資案件がある時は、正味現在価値が最も大きい投資案を選択することが重要となっているとされています。
NPVとは?
また、正味現在価値は、NPV(Net present value)とも呼ばれており、フリーキャッシュフローの現在価値として計算されています。NPVの式としては、
NPV=(FCF)n÷(1+r)²
rは割引率、FCFnはn年後のフリーキャッシュフローを表します。
又、n年目に投資を行い、1年目以降は運転資本の増減がなく、プラスの収入だけがある場合は、NPVは以下のようになるとされています。
CIFn÷(1+r)n
*CIFはキャッシュインフローのことを意味しています。
事例として計算式に当てはめてみますと、
NPV=100×3.790+100×0.621-500万=-58.9万円
*3.790は、年金原価係数の5年後の値、0.621は複利原価係数の5年後の値となっています。別表の図から該当する値を選ぶようになっています。
結果としては、NPVがマイナスになったので、この投資は行うべきではないという判断になるとされています。
ややこしくなってきましたが、
こんなのもあるよ程度で思っていただければと思います!
投資評価も細かくみていくといろいろあるんだね。
まとめ
このように、現在価値を基準とした投資評価について、投稿してみました!まだよく理解できていない部分もありますが、いずれにしても関連する式などはできれば把握しておきたいですね。筆者としては、復習が課題となっており、知識の定着化を図っていく次第です。では、今回はちょっとややこしくなりましたが、以上となります!最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます!ではまた~。
次回予告!
現在、単独投資しているレノバ(9519)についてを中心に、投資レポートを行います!再エネ銘柄の気になるニュースもピックアップしてみようと思います!株式投資に興味のある方は、ぜひ流し読みしていただければと思います!では、お楽しみに、どうぞ!
わたくし(ベイファン)
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