Netflix「新型コロナウイルスをダイジェスト ワクチン開発レース」内容とレビュー

Netflixレビュー

今回はNetflixオリジナル作品のコロナウイルス編となります!

 こんにちは!今回はNetflixオリジナル作品「新型コロナウイルスをダイジェスト ワクチン開発レース」の内容とレビューを記載致します!ワクチン開発になぜ時間がかかるのかについて解説してくれているので、見どころ満載と言えます。では内容↓

ワクチンの開発から完了までは通常約10年かかる

 2020/3/16に最新のワクチンがワシントンで試験されたのを皮切りに、現在、100以上のワクチンが開発されているとしています。試験用のワクチン開発は、コロナウイルスの分が今までで一番早いとしていますが、そのワクチンが有効だとしても、アメリカでさえ、ワクチンの開発開始から完了まで、約10年は必要だとしています。専門家は、2021年中のワクチン普及を終える必要があるとしており、全世界中で、ワクチン開発が行われており、まるで宇宙開発競争だと表現しています。

ウイルスと免疫細胞

 ウイルスは基本的に、自身を増加させる命令を運ぶ小さな乗り物でしかないとしており、複製のため、その命令を人の細胞に持ち込むとしています。そして、細胞機構に自身を量産させ、体内に次々と細胞を乗っ取り、その過程で細胞を傷つけるため、我々は体調を崩すとしています。

 対抗手段として、免疫細胞を解説しており、まず、免疫細胞は侵入者を見つけ、目印を特定し、これを識別可能な物質として抗原と呼んでいます。免疫細胞は抗原をもつ標的を探して破壊するとしています。免疫細胞は、抗体という小さな分子を生産し、抗体は抗原と結びつき、ウイルスを破壊するとしています。

 しかし、感染後、反応の活性化には2週間かかることもあり、新型コロナウイルスが体をむしばむのには十分な時間だとしています。また、免疫細胞が活発化しすぎて、かえって害になる可能性もあるとしています。人によってはこれが原因で死に至ると指摘しており、ワクチンならこれを抑え込むことができるとしています。

なぜワクチン開発に時間がかかるのか?

 ワクチンはウイルスの症状の発生や、拡散の前に撃退することができるとしており、これがウイルスに対する免疫だとしています。ワクチンは安全な形で体にウイルスを指示し、疑似感染で反応の仕方を教え、免疫をつけるとしています。こうして本当のウイルスに備えることができるとしています。そして、100%有効なワクチンはないとしており、完全な免疫を得られない人もいるとしています。感染症根絶には、大多数の免疫獲得が必要であり、ワクチンの有効性が50%だとしても半数の世界の感染を抑えることができ、その間に集団免疫を多数が獲得することができれば、ウイルスを抑制することが出来るとしています。

 しかし、ワクチン開発には第三世代まで項目があるとしており、

・第一世代:弱毒化したウイルスを注射する(5月初旬で、9種存在)

メリット:最も実績がある デメリット:時間がかかる

・第二世代:免疫が反応すると考えられる抗原のみ投与する(最も多くあり72種存在)

メリット:無害なウイルスを利用するので安全 デメリット:時間がかかる

・第三世代:ウイルス自体を使わず、ウイルスの命令のみ付与する(現在27種存在)

最新のワクチン開発で、遺伝子コードでの断片で細胞に抗原を発生させ免疫反応を活性化させる製法

メリット:極めて速く開発できる デメリット:人での使用が認可されていない

これらの世代で特徴がわかれるワクチンを、全世界で開発中だが、もっとも時間がかかるのが、治験である としています。治験には3段階あり、

①まず少人数にワクチンを接種する。

・2~3ヶ月後に危険な副作用の有無を確認する。

②問題なければ、200~300人を対象に接種する。

・今度は副作用の有無と免疫系の状態を確認する。この為、さらに数か月が必要。

③数千人に接種し、副作用を確認する。

・数か月から数年かかる。

この3段階を経て、安全性が確認されてから、健康な人に対して投与が始まり、ここでも副作用がでていないかどうか確認しなければならないとしています。

通常、全行程は4年程度かかり、約5000人が対象になるとしており、この数を増やすことが速度を上げる方法だとしています。そして現在の状況は「これ以上開発のスピードが加速できないほどになっている」としています。

約8ヶ月での開発が今のところの最短速度

 「安全性と有効性に関して近道はない」としており、莫大な費用がかかるとしています。このため、ビル・ゲイツのゲイツ財団が奨励金を設立するなどして、資金面から支え、約80億人の60%の免疫獲得を目指し、これまで経験したことのない生産量をカバーできるだけの体制構築を模索しているとしています。CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)によれば、最短で8ヶ月のワクチン開発を目指しているとしており、人類とウイルスの競争が始まっているとしています。

いかがでしたか?ワクチンが開発されれば解決しますが、実際のところ、相当な工程が必要であり、まだまだ時間がかかると言えますね。

レビュー

 ワクチン開発に興味があり、視聴しましたがワクチンの世代についての話や、治験の工程などはもちろん知りませんでしたので、一定の目安として把握しやすく編集されているので、視聴をオススメします。仮にワクチンが開発されたとして、どの世代のワクチンになるのかは気になるところですね。第三世代のワクチンだったら、ちょっと怖いような気がするのは私だけですかね汗では、今回は以上となります!最後まで読んでいただきましてありがとうございました。ではー。

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わたくし(ベイファン)

野球好きな30代家業2代目!当ブログでは、株式投資など自分の興味のある事柄で、有益だと思った内容を投稿しております!以前はWebライターとしても活動しておりました!主な略歴は、Webライティング実務士、校正実務講座修了、株式投資最大利回り約280%を達成しており、様々な投資活動にも注力中!何卒、よろしくお願い致します(^^)/ 【注意】投資情報はあくまで参考程度に流し読みしていただけますと幸いです。投資は自己責任となりますので、損失が出た際の責任は一切負いかねます。何卒、ご了承いただきますようよろしくお願い致します。
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