「本屋を守れ 読書とは国力」著 藤原正彦 内容とレビュー

今回は「読書」についての意義を書いた本を読んでみたのでアップしますね!


〇こんな方にオススメ

・読書の意義を知りたい方

〇本書のゴール

・人間を人間たらしめるものは何かを考えるきっかけをつくる

こんにちは!今回は「本屋を守れ 読書こそ国力」著藤原正彦さんの本を読んだので、内容とレビューを記載致します!活字離れが急速に進む中で、注目に値する本だと思ったので買って読んでみました!では内容となります↓

急速に進む本離れとその影響

 2019年、日本人の15歳の「読解力」がOECD(経済協力開発機構)による学習到達度調査「PISA」で15位に転落するという調査結果が日本経済新聞に掲載されました。また、2011年の内閣府発表の青少年のインターネット利用環境実態調査によると、中学生のスマホ保有率は約3%、高校生は約7%でしたが、2014年には42%、91%にまで跳ね上がり、2019年には中学生が90%、高校生は96%にまで跳ね上がりました。平均使用時間は平均1日2時間を使用しているとのことで、4~5時間費やしていること生徒も当然いるだろうとしています。その時間の変わりに奪われたのは本を読む時間だと指摘しています。

 人間の生涯における実体験は限られており、そのための判断力や大局観の中枢ともいえる情報の獲得の大部分は読書によってできるとしており、上記の本離れにより、功利主義に代表される新自由主義的発想が幅を利かせているようになってしまったとしています。読書によって、現実社会を動かす論理的思考力とは数学的なものではなくて言語技術とか表現技術の問題だとしており、国語教育を通じて本を読むことが非常に重要だとしています。

 また、人間にとっての最も大事な読書の時間をスマホが奪っているとしており、語彙を使って考えることで思考や情緒を育む機会もまた失われていると指摘しています。

ネットは教養になりえない

 ネットから得られる情報は教養になりえない理由として、「情報」を「知識」、「教養」にまで高めなければ使い物にならないからだとしています。あくまで「情報」の閲覧にとどまるネットからの情報では、「知識」、「教養」まで高めることはできない、そのため、読書から語彙を使って、内容を読むだけだでなく身の回りの現実にあてはめて考えて読むことが必要だとしています。又、本書でいう「教養」とは、

・詩、小説、伝記、物語を読み、貧しい境遇の人々に共感し、心を高め大きな志をもって立つことの素晴らしさに胸をうたれ、強者に立ち向かう勇気や自己犠牲、友情などに感激すること

であるとしており、情緒の育成こそ、読書の真骨頂だとしています。またここに、英語やITなどを初等教育に入れる余地はないと指摘しています。そのため、初等教育の目的はただ一つ、「自ら本を手に伸ばす子供を育てること」だとしています。

又、教養がないと、大局観が生まれず、大局観のない人は判断を誤り、結果周りの人を不幸にすることを指摘しています。教養があれば、「まともなもの」、「下らないもの」の本質と些細を選び分ける目が養われるとしています。

活字離れを取り戻すには

 初等教育では、英語、ITなどの学習よりも、国語の勉強をまず何よりも優先し、小・中・高生のスマホ所持は禁止するべきだとしています。また本屋を守り、復活させなければならないとしています。つまり、教育改革として、まずはしっかりとした人間観、歴史観、理系・文系の造旨、世界と日本への精通、そして何より深い情緒を育むべきだとしており、小学校教師の最大の目標は「自ら本に手を伸ばす子」を育てることだとしています。

 また、人間の創造力、想像力の源は孤独であることとしており、たった一人で自分と向き合い、本と向き合うことは他の行為では代替できないとしています。よって、人は何歳になっても、良書を読むことで瞬時もう一度高い境地に達することが出来るとしています。自らの人生経験に足りない経験を補い、新しい世界へ導いてくれる本の価値を味わうことなく人生を終えるのは非常にもったいないことと指摘しています。

いかがでしたか?読書っていつの時代になっても重要になりそうですよね。


本を読むことで人間性が回復される気もしますしね。


何かと効率重視な世の中なので、たまに気が張り詰めますもんね。
たまにの休息で読書とかでも全然よさそうですよね。
あと音楽聴いたりとか。


自分にあった教養の磨き方は把握しておくべきなのかもしれませんね。

書評

 本書では読書をなぜするのかについて分かりやすく記載されている良書だと思いました。他の本でも「教養」というワードが出てきたり、「スマホ」という言葉がでてきたりと重要ワードが頭に残っている状況ですが、この2つ、「教養」と「スマホ」は令和の時代では好むと好まざるとに関わらず、重要となってくる言葉なのかなと思います。何歳になっても自分の教養は磨いていきたいものですね。最後まで読んでいただきましてありがとうございます。今回は以上となります!ではー。


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元高校球児の都内在住30代サラリーマンです。会社員の傍ら、2020年4月より、副業や投資を本格化させています!【主な実績】・ココナラプラチナランクライター(2020/9~) ・Webライティング実務士有資格者(2020/9~) ・GoogleAdsense合格(2020/10~)  ・現在、株式投資に挑戦中!(MAXは150%超え) ブログを通して、令和時代に適した働き方及び資産運用の方法を探っていきたいと思います!どうぞ、よろしくお願い致します!
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