「しょぼい起業で生きていく」著 えらいてんちょう

本レビュー

〇こんな方にオススメ
・会社員以外の仕事に興味のある方

・しょぼくてもできることがあることを知りたい方

 〇本書のゴール

・自分にあったお金の稼ぎ方を把握する
・誰でも何か活用できることがあることを知る

 

今回は起業をテーマにした本をチョイスしてみました!


 こんにちは!今回は「しょぼい起業で生きていく」著 えらいてんちょうの内容とレビューを記載致します。こんな考え方で起業できて、ビジネスモデルが成り立つんだと読んだとき筆者はびっくりしました!では内容となります↓

嫌な仕事はしなくてよい

 本書では、一定数会社員に向いてない人がいて、その人たちが無理に会社員をやる必要はないとしています。なぜなら、終身雇用制がなくなって、今まで普通とされてきた会社員としての人生が描きづらくなったとしています。

 著者は、もともと働きたくないタイプで嫌なことはしたくない人間で、気がついたら起業することとなっていたとしています。いつもやっている行為をお金に換えることができるかどうかが重要だとしています。

嫌なことしながらするのが仕事だと思うぞ、世の中なめたらアカン!!


さすが鬼監督!けど、この仕組みと戦略性をみればご納得いただけるかと思います!


しょぼい起業の仕組み

 著者はいつもやっている行為をお金に換えることを生活の資本化と呼んでおり、生きているだけで、絶対にかかるコストが利益になる仕組みをつくるのが重要だとしています。例えば、、、

〇リサイクルショップと飲食店

リサイクルショップ:冷蔵庫、テレビ、掃除機などを飲食店で使う。余ったら売る。

・飲食店:10人分の食料を作り、9人分は売って、あまりを自分の分とする。

というモデルケースを示しており、自分の生活全てを自分の労働で満たして、余った分を売ることによって資本化することが重要だとしています。言い換えれば、生活の中で自分のやれること、日常やっていることを事業化できるかどうかが重要だともいえます。また、資産を使っての資本化にも言及しており、例えば、車を所有している場合は空き時間に他の人に貸してお金を得るモデルなどを紹介しています。

しょぼい起業の戦略性

 基本的なマインドとして、「全部自分でやったる!」という気持ちが大事だそうで、以下にポイントをまとめてみます。

・事業計画通りにはいかないので、まずやってみる

・家賃は安いところを狙う

・下手な鉄砲を撃ちまくる

(DHCを例にあげ、もともと洋書の翻訳から、今できそうなことを積み上げて、化粧品事業で成功している会社として取り上げています。)

・協力者を集める

お金が必要な際は何らかの成果物をもって、出資してもらいたい人と交渉する

・広告費はかけない

SNSで集客できるようにする(口コミで広がるとしています。)

・友好関係にある人を大切にする

以上を主なポイントとして挙げさせていただきました。また人と仲良くなる、好かれることがやはり重要だとしています。

最後に

 えらいてんちょうのメッセージとして、しょぼくても生きていていいこと、生きていけることを起業を通して示したいという気持ちが強かったそうです。また、誰かにとっての普通は誰かにとっての普通ではないということを理解し、周5で働けなくてもできることはたくさんあるとしています。


これで誰でも起業できる可能性があることをご納得いただけましたか?


仕組みと戦略性は分かったが、あとはその人次第ってことだな?


その通りです!誰でもその可能性はあるということですね。



書評

 自分の生活していることでそれをお金にかえる生活の資本化という考え方は新鮮で、私も何かないかなと考えてみようと思いました!今考えられるのは、自転車を貸すくらいしか思い浮かびませんが、、、笑 あとは、昨日投稿した「道楽と職業」の夏目漱石とおなじように、自然とそうなっていたというのが、不思議だなと思いました。今回は以上となります!ではー。


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わたくし(ベイファン)

野球好きな30代家業2代目!当ブログでは、株式投資など自分の興味のある事柄で、有益だと思った内容を投稿しております!以前はWebライターとしても活動しておりました!主な略歴は、Webライティング実務士、校正実務講座修了、株式投資最大利回り約280%を達成しており、様々な投資活動にも注力中!何卒、よろしくお願い致します(^^)/ 【注意】投資情報はあくまで参考程度に流し読みしていただけますと幸いです。投資は自己責任となりますので、損失が出た際の責任は一切負いかねます。何卒、ご了承いただきますようよろしくお願い致します。
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