「スマホ依存から脳を守る」著 中山秀紀 内容とレビュー

〇こんな方にオススメ

・依存症の現状に興味のある方

・依存症の仕組みについて把握したい方


〇本書のゴール

・依存症の仕組みを知り、予防する

・依存物と適度に付き合えるようにする

 

今回はスマホの依存性についてまとめてみました!


 こんにちは!今回は「スマホ依存から脳を守る」の内容とレビューを記載致します。最近筆者はTwitterにはまっていたので、何かにはまりつつある方は参考程度に一読していただければと思います。では内容↓

依存の実態

 著者は久里浜医療センターの中山秀紀氏が執筆しており、依存症患者の治療にあたっている最前線で戦っている方です。その著者曰く「スマホは知らないうちに脳内借金を作る最凶の相手」としています。依存症を克服するには、依存症への理解が必要があるとしています。

 まず、依存症は依存物を使い続けた結果として発症する病気、すなわち、何となく使い続けているうちに、いつまにか依存症になってしまうとしています。

 また、依存症の定義として、他の大切なことよりもある物質(ある行為)の使用をはるかに優先する」としており、私たちの想像以上にたくさんいるとしています。わかりやすい例で言えば、現在の緊急事態宣言下でも、行列してでもパチンコ屋に行く人たちが挙げられますね。

依存の条件

 依存の条件として、本書では、

「快楽」が得られる

飽きない、飽きにくい、続けられる

この2点を依存の条件として挙げており、オンラインゲームに関しては、その無限性の為、さらに依存度を高めるとしています。

 依存が流行る条件として、安価、確実、手軽、安全などの特徴を有しているとしています。又、依存を与える側にも、子供の世話がいらない=ゲームでおとなしくしてくれるからなど、一見するとメリットがあるため、依存の助長の手助けになっていることを指摘しています。

 つまり、ゲームをはじめとする依存物はみんなにとって「最高」に素晴らしいものであると指摘しています。

依存症の正体

 依存の根幹には「精神依存」という「正の強化」「負の強化」の両面をもつものがあるとしており、

「正の強化」:快楽を得られるから依存物を使用する

「負の強化」:不快を解消するために依存物を使用する

 この2つの内、ほとんどの人は、長期間不快を我慢するのは難しいとしています。そして、快楽をもたらすはずの依存物を使えば使うほど、依存物を使っていないときの不快感は増していくとしています。

 つまり、何らかの快楽を得るために依存物を過度に使用した結果、依存物で「快楽」を得られる(正の強化)ものの「幸福」というゴールに至るのではなく、依存物を使わないときはいつも不快(負の強化)が生じてしまうと指摘しています。しかも、依存症者にとっても、その周囲の人にとっても依存物による「快楽を得られるけど不快になる」のを体感的に理解しにくい結果、病は重篤化するとしています。例として、2016年にアルコールが原因で亡くなった人は、世界中で300万人と推計されているように、人類と依存との戦いは今も続いています。

依存から回復するには

 本書では、依存から回復することは可能だとしており、その為には、

・依存物の使用を全て止める、そして止め続けること

としています。仕組みとしては、負の強化の不快を徐々に減らしています。が、脳は依存物の快楽を覚えているため、ストレスがたまったりした際に再燃することがあるとして、回復の難しさも指摘しています。覚醒剤使用者が何度も逮捕されているニュースを見るように、再燃した際にやめることを選択するのは難しいといえそうです。

ネットと依存症

 インターネットは、その「双方向」、しかも「個別」に「同時」に機能するゆえに、やりだしたらきりがない「依存的性質」を備えるメディアになりました。しかも、使用中止の判断はあくまでも、個人に任せられているメディアであるとしています。そして、「携帯可」にした最強の依存物を「スマホ」であると指摘しています。

 本書では、スマホ依存・ゲーム依存の例として、13歳、16歳の未成年を取り上げており、いわゆるひきこもりにつながりやすい傾向があるとしています。これらから、未成年がスマホ依存・ゲーム依存は「負の強化」をはじめとした精神状態の悪化を招くことを指摘しており、就寝時刻の遅延は最も危険な兆候の1つだとしています。

対策

 これらの依存症を招きやすい昨今ですが、その対策として、まずは、スマホやゲームは強力な依存物であると知ることとしており、依存症患者については、依存症からの回復を「社会全体」で応援すべきだとしています。

対策①スマホ(ゲーム)の開始年齢を遅らせる

対策②スマホ(ゲーム)使用のルールを設定する

対策③スマホに触れない時間を増やす

対策④異変を感じたら医療機関やカウンセリングを受診する

 主にこの4つの対策があり、人には依存物を使う自由があっていいのと同時に、依存物と触れない自由が尊重されるべきだとしています。また、依存症へのリスクの高い青少年には「依存物から守られる権利」があるとしています。前提として、未成年者がスマホやオンラインゲームなどの依存物とは適切に付きあえないのが当たり前だとしています。


いかがでしたか?スマホってついつい使っちゃうから怖いですよね。


俺はスマホなんて使ったことないからな。で、昨日何時までスマホ使ってたんだ?


えっと、深夜1時くらい、、、


練習に支障がでるだろ!スマホ没収だ!!



書評

 私はコーヒーが大好きでよくブラックコーヒーを飲んでいるんですが、カフェイン依存症かもしれません。そしてゲームも好きなほう。。。気をつけなくちゃと思って手に取った本書は依存症の仕組みについて、わかりやすく記載しており、何かに依存していてもおかしくない現代において、一読する価値ありかなと思いました!スマホに限らず、何かのやりすぎには要注意ですね。適度にバランスをもって行うのが肝要なのだと改めて思いました。今回は以上となります!読んでいただきありがとうございました。ではー。


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元高校球児の都内在住30代サラリーマンです。会社員の傍ら、2020年4月より、副業や投資を本格化させています!【主な実績】・ココナラゴールドランクライター(プラチナランク 2020/9~2021/5まで、9ヶ月間連続ランク維持達成) ・Webライティング実務士有資格者(2020/9~) ・GoogleAdsense合格(2020/10~)  ・現在、株式投資に挑戦中!(MAXは150%超え) ブログを通して、令和時代に適した働き方及び資産運用の方法を探っていきたいと思います!どうぞ、よろしくお願い致します!
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