
こんばんわ!今回は「人生の勝算」の内容とレビューを記載致します!著書は、若手経営者のSHOWROOM社長、前田裕二社長で、出版社は幻冬舎です。
〇こんな方にオススメ
・経営者の考え方を学びたい方
〇本書のゴール
・人生経験を追体験し、自分の人生を豊かにする
幼少期の体験
前田社長は今の華麗な経歴とは裏腹に、小さいときに両親を亡くすなど、不遇な時代を過ごしてきたそうです。お金にもかなり苦労したため、ギターの引き語りを行いお金を稼いでいたそうです。そのギターの引き語りに関しても、相手がどうしたら喜んでくれるのかを徹底的に考えて行動し、500円から10万円になるまで収入を増やしたそうです。この不遇の時代に、経営者としての原点が培われたといっても過言ではなさそうです。
先輩から学ぶ
大学を卒業し、まずはお金を稼ぎたいという理由もあって、投資会社に就職。投資会社で圧倒的な成績を残してやると意気込んでいる青年の前に、尊敬すべきまた、お手本とすべき先輩が現れます。その先輩は仕事を通して、人を好きになって人に好かれること、当たり前の事を手を抜かず徹底的に行うこと、チームの力を最大限高めるために他者目線で仕事をすることなどを著者に教えてくれます。著者は、その姿勢に深く感銘し、自身に取り入れていきます。
SHOWROOM設立まで
その後、アメリカの本社に異動し、さらに努力して仕事をしますが、親しくしていた身内に不幸があり、それをきっかけに、自分の在り方を問い直します。代替可能な仕事ではなく、情熱に応じた量に応じて結果の出せる世界を造りたいという思いから、会社を起ち上げようとします。しかし、2013年に旧知の仲であったDeNA南場さんにプランを見せた後、失敗する可能性が高いから、その前にDeNAに入社してはどうかと誘われ、DeNAの新規事業部に中途入社します。そこでの修行を通して、「実業」、「胆力」を培った著者は、2015年にSHOWROOMを設立しました。
会社設立の思い
再現性が高く、努力次第でいくらでも成果が生み出せるビジネスや勉強と同じように、エンターテイメントの世界にも、努力すればするだけ報われる仕組みを作りたいという思いで、SHOROOMを設立したそうです。最後に、インドでの体験も記載しており、世界には自分ではどうにか乗り越えられるものと、本人での努力だけではどうしようもないものについても言及しています。その地球上に確実に存在する機会格差もなくしていきたいと本書に記載しています。
レビュー
・情熱を昇華させるすごさ
前田裕二社長は若手社長として活躍されている方ですが、こんなにも熱い人だとは本書を読むまで知りませんでした!努力が報われる世界を作りたい、こういう考え方で日々を過ごしている人もいるんだなと思うと自分なんてちっぽけだと改めて思います。そういった姿勢は、少しづつでも自分のものにしていきたいですね。
・普通の人は参考にできない
私を含めですが、仕事においてある種狂うレベルまで仕事をするということは、それ相応の理由だとか、信念が必要になると思います。会社員である筆者は、もちろん一生懸命取り組んでいるつもりですが、そのレベルまで落とし込んで仕事に取り組むレベルには至っていないと思います。なので、経営者の方(また目指す方)にはオススメとしましたが、★評価は7段階中5とさせていただきました。
今回は以上となります!皆さん良い一日を!
わたくし(ベイファン)
最新記事 by わたくし(ベイファン) (全て見る)
- 雑談「ベイファンの週末のんびり記事!気になる事項を、まとめてみました!」 - 2023年9月29日
- 雑談「ベイファンの週始めのんびり記事!気になる事項を、まとめてみました!」 - 2023年9月26日
- 投資「ベイファンの株式投資実況中継!現在の投資状況を、まとめてみました! - 2023年9月23日
コメント