
・オススメ度★★★★★★☆
・読書に関してより深く考えたい方には★MAX
こんにちは!今回は幻冬舎出版の「読書という荒野」について内容とレビューを記載致します。見城徹さんとサイバーエージェント社長の藤田晋さんが出す本は、ビジネスの難しさや読書の大切さを教えてくれるのですごく参考になります!では、内容です!
読書の意義
編集者出身の見城さんだからこそだと思いますが、人間と動物の違いは言葉で考えられるかどうかであり、読書は他者を想像する上で欠かせないと記載しています。また、見城さんの過去から現在までが赤裸々に記載されており、劣等感に苛まれた自分を変えてきたのは、読書だったと語っています。現実の世界を戦っていくためには、自分では体験できないような経験を読書を通してイメージし、弱気な気持ちや怖気ついている自分を奮い立たせるために読書は必須だと記載されています。
自己検証・自己嫌悪・自己否定
著者の人生を振り返って、生い立ちから、編集者になる経緯が記載されており、人生の過程において、読書を用いて人生を切り開いてきたんだなと思いました。自分の人生の節々で、自己を検証し、自己嫌悪に陥り、自己を否定することは必要だと本書で説いています。その為に読書を通して、言葉で思考し、他者を想像し、自分はまだまだだと自分を奮い立たせている。私にはそう解釈できました。
様々な作家を編集者目線から表現している
編集者として数多くの作家と接してきた著者ですが、接してきた作家についてもこの本には記載されています。例えば石原慎太郎であったり、三島由紀夫であったり、五木寛之であったりです。中でも、石原慎太郎についての記載は、「太陽の季節」がどういった内容だったのかについて触れており、倫理では測れない人間の内面について記載されています。
文章を読んで、私は小さい人間だなと思いました。ここまで謙虚になれたらなと思うと同時に、読書を通して他者を想像できるように、少しでも頑張れればなと思いました。私の人生で圧倒的に努力したといえるのは、野球と受験勉強でしょうか。仕事に関しては、努力するのは当然ですが、もっと深化させていきたいなと改めて思いました!それでは、コロナで大変な世の中ですが、くれぐれも体調にお気をつけて!ではー
わたくし(ベイファン)
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