毎日の精神的な疲労に効く 「疲れたら動け!」著 小林弘幸 内容とレビュー

・オススメ度★★★★★★★

・疲労を少しでもとりたい方は★MAX

 こんにちは!今回は順天堂大学医学部教授である小林弘幸氏著作の「疲れたら動け!」の内容とレビューを記載致します。本書は疲労についての仕組みについてわかりやすく記載しており、どうやって解消するかについての具体的な方法まで記載されていますので、なかなか疲労とれないなーという人にオススメの本となっております。

ストレスがなぜ疲労を引き起こすのか

 職場や家庭など日常生活を送っていると必ず何かしらのストレス(精神的疲労)を感じて私たちは生きています。ストレスを感じると、自律神経が乱れてしまいます。自律神経は内臓器官のすべて、とりわけ血管をコントロールしている神経であり、自律神経が乱れると心拍数や血圧、血糖値が上昇し、血管を痛め心疾患や脳疾患を誘発してしまうそうです。

 また、自律神経は交感神経と副交感神経から成っており、交換神経は車で例えると血流のアクセル、副交感神経は血流のブレーキの役目を担っています。疲労がたまりにくいのは、朝目覚めて、徐々に交換神経が優位になりはじめ、活動的になり、午後から副交感神経が優位になりはじめ、リラックスして夜になると眠ります。ストレスを受けるとこの自律神経の交感神経のみ活発になってしまい、リラックスができない状態の人が増えていると本書では指摘しています。指標としては、疲れているのに寝れない人、これは自律神経が乱れている危険信号だそうです。つまり、ストレスを感じる→自律神経が乱れる→交感神経優位になる→血流が悪くなる/リラックスできない→寝つきが悪くなる→疲労がとれないという図式が成り立ってしまうのです。

自律神経を整えるにはどうすればよいか

 ゆっくり動くことで、呼吸が整えられ、血流がよくなり、自律神経の乱れを抑制できるそうです。ゆっくりやることで結果的にはやく処理できることを本書では記載しているので、ぜひできるようになりたいものです。(私はせっかち)

 ストレスを感じた時に、そのままにして後で運動するよりも、受けた時に15秒程度でいいからストレッチをしたほうが効果的だそうです。ストレッチ箇所は、顔、肩、椅子にそって呼吸、前屈で、やり方をみる限り、ラジオ体操を思い出してもらえればOKです。詳しく知りたい方は本書を調べていただければ。

 ゴールデンタイム(22:00~2:00)の時間帯に寝れるのがやはり体にとってベストだそうで、著者は20時にはスマホの電源を切っているそう。私は、よくゲームしたりしてしまうので、スマホ依存気味だから、24時くらいまでには全部切っていきたいかなと思います。やはりブルーライトにより、昼間と同じと体は錯覚してしまい、寝つきが悪くなるそうなので、要注意ですね。また、別の記事でスマホ依存症対策の本を載せたいです。

 他にも、自律神経を整える方法は記載されていますが、上記3つは特に大事かなと思ったので、記載致しました!筆者は寝つきが悪いほうなので、まずは24時までにスマホを切る(目標は22時)ことを目標にしたいと思います。昔、野球部に所属していたので体は丈夫と思ってましたが、ストレスは別物ですね。年はとりたくない笑!今回は以上です。ではー

 

The following two tabs change content below.

わたくし(ベイファン)

野球好きな30代家業2代目!当ブログでは、株式投資など自分の興味のある事柄で、有益だと思った内容を投稿しております!以前はWebライターとしても活動しておりました!主な略歴は、Webライティング実務士、校正実務講座修了、株式投資最大利回り約280%を達成しており、様々な投資活動にも注力中!何卒、よろしくお願い致します(^^)/ 【注意】投資情報はあくまで参考程度に流し読みしていただけますと幸いです。投資は自己責任となりますので、損失が出た際の責任は一切負いかねます。何卒、ご了承いただきますようよろしくお願い致します。
スポンサーリンク

コメント

  1. […]  本書を読んで一貫して、人生の苦難について記載されており、その時どう考えどう努力するかについて記載されています。ストレスについても言及されており、ストレスという言葉自体が悪い方向にもっていっていると記載されています。このブログでもストレスについてのブログを掲載していますが(毎日の精神的な疲労に効く「疲れたら動け!」)、ストレスは本来生きていれば当然あるもので過剰に意識することの危険性を本書では記載しています。苦難に遭遇したとしても、人生とはそういうものだと割り切って、できる努力を淡々としてゆく、それが良い結果につながり、それが人間だからこそできることだと本書では記載しています。 […]

Discover more from 活字ロードショー

Subscribe now to keep reading and get access to the full archive.

Continue reading

タイトルとURLをコピーしました