オススメ度★★★★☆ ロバート・デ・ニーロファンには★MAX
こんにちは!今回はNetFlixオリジナル作品である「アイリッシュマン」のあらすじとレビューを記載致します。マフィアのヒットマンの人生を通して、1950年代から1980年代のアメリカの裏社会が映し出されています。
主人公フランク(ロバート・デ・ニーロ)は、トラック運転手をしていましたが、ある日、担当していた食料を地元マフィアに横流しすることを依頼され、その依頼を引き受けます。会社から訴えられたフランクでしたが、マフィアが用意した敏腕弁護士により強引に無罪を勝ち取ります。その弁護士の紹介により、地元のマフィアの有力者であるラッセルと会合し、以降ラッセルから依頼された人を暗殺するヒットマンとして活動しはじめる。
粛々と暗殺を進めていくフランクは組織内での地位も上げていき、大統領に次ぐ地位にいた全米トラック運転手組合の委員長であったホッファをラッセルから紹介される。ライバル組合の対処などホッファの右腕として二人は親友のような間柄になるのであった。しかし、もともとニクソン支持者であったホッファと、キューバ危機の利権を回復するため、ケネディを支持していたラッセルたちマフィアの間で対立が生まれはじめます。ホッファは連日、全米トラック運転手組合での不正をケネディから追及され、ついに刑務所に収監されます。代理を立て、自身の力を温存させますが、代理はマフィアに対し無利子で融資するなど徐々にマフィアのいいなりになってしまい、自身の影響力が減退していきます。同じ時期に刑務所に収監されていた政敵であるトニー・プロとの交渉も、ホッファが彼の態度に気に入らないところがあり、我慢できずブチ切れてしまったため完全に交渉が破綻します。
ニクソン政権の恩赦で出所したホッファでしたが、代理人はマフィアと完全に癒着してしまい、地位を明け渡そうとしなかった為、あの手この手で組織のトップに返り咲こうとし始めます。代理人とマフィアの癒着を公然と非難し始め、ラッセルやフランクからも諭されますが、ホッファは頑なに拒否し、マフィアからの融資の強制回収までほのめかします。とうとうホッファのやり方に我慢できなくなったラッセルはホッファを暗殺するように、フランクに指示し、フランクは親友を暗殺しなければならなくなります。ホッファを暗殺してから数年後、ラッセルとフランクは収監されてしまい、ラッセルはそのまま刑務所で亡くなります。組織から引退したフランクは老人ホームにて自身の罪を告白するとともに司祭から赦しを得ます。
ロバート・デ・ニーロといえばマフィア役が一番あってるイメージですが、あってる役は何歳になってもあってるんだなと思わせてくれる作品になっています。アル・パチーノ演じるホッファも豪快な役を演じており、最後には暗殺されてしまいますが、短気でうるさいが頭は切れるし実はいいやつだと思えるキャラクターを見事演じています。家族関係についても触れていたりするので、決してマファイア一辺倒の映画ではなく、人間の心情について鮮やかに描いている作品であると思っていますので、お時間あるときにぜひみていただきたい作品となっております!今回は以上となります!ではー
わたくし(ベイファン)
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