オススメ度★★★★☆ 内容の新鮮度★★★★★
こんにちは!!今回はNetFlixオリジナル作品「2人のローマ教皇」のあらすじとレビューを記載したいと思います。
この物語は実話を元に構成されており、枢機卿のベルゴリオとローマ教皇べネディクト16世(枢機卿時代はラッツィンガー)の舞台裏を描いており、宗教組織の舞台裏を描いています。ベルゴリオはアルゼンチン出身でサッカーが好きな、あまり規則に縛られない改革主義者として描かれており、対して、べネディクト16世はドイツ出身の保守主義者として描かれています。序盤はべネディクト16世がローマ教皇になるまでを描いており、ベルゴリオも教皇になれるチャンスはあったのですが、ベネディクト16世の多数派工作もあり、ベルゴリオは教皇になれず、、(なりたいとは思ってなかったと見受けられました。)中盤にかけて、ローマ教会の不祥事が露見し始めます。具体的には、ベネディクト16世はローマ教会に属する神父が長年幼児に対して性虐待を行っていた神父に対して、何ら処分を科さなかったことが世間に暴露されその責任を追及されます。また、側近の執事が資金を不正流入させていたことが露見したりと、ベネディクト16世に対する不満は年々高まっていきました。
このような状況の中、ベネディクト16世は枢機卿を辞職しようとしているベルゴリオを引き留める為、また意見を求めるため、自身の居城へ呼び寄せます。最初こそ、正反対の二人は互いに意見を言うが、お互いの意見を聞く耳を持たず、話は進展しませんが、ベルゴリオが自身の過去を赤裸々に告白するなど、地道に教皇と対話する中で、教皇もついにベルゴリオの意見を聞き入れます。(教皇になるには、一種の忍耐が必要なため、ベネディクト16世はグレゴリオを試していた為と思われます。)
最終的には、自身は名誉教皇として、引退し、ベルゴリオに教皇の座を譲ります。印象的だったのは、保守的なベネディクト16世が最後にはベルゴリオと分かり合うことができ、ワールドカップ観戦をするまで仲が良くなった姿が印象的であり、教会の舞台裏が知ることができて新鮮でした。
わたくし(ベイファン)
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